会場:高島屋日本橋店 6階美術画廊
高島屋美術部創設110年記念 microcosmic spirits
3/22(水)~3/28(火)
※最終日は午後4時閉場。
【出品作家芳名(50音順・敬称略)】
〈絵画〉
相笠 昌義/青木 敏郎/五百住乙人/池口 史子/石垣 定哉/石黒賢一郎/大津 英敏/大沼 映夫/大畑 稔浩/大矢 英雄/奥谷 博/笠井 誠一/ 金井 訓/柄澤 齊/川村 悦子/絹谷 幸二/久野 和洋/小杉小二郎/五味 文彦/酒井 信義/佐々木 豊/高橋 幸彦/谷川 泰宏/田村能里子/中 山 忠彦/野田 弘志/林 敬二/原 崇浩/櫃田 伸也/広田 稔/古吉 弘/三浦 明範/三嶋 哲也/水野 暁/宮崎 進/室越 健美/山田 嘉彦/山本 大貴/吉岡 正人/李 暁剛/渡抜 亮
〈彫刻〉
澄川 喜一/土屋 仁応/灰原 愛/板東 優/深井 隆/保田井 智之/前原 冬樹/三宅 一樹/籔内 佐斗司/山本 正道/
今、現代人が、世界を知覚し世の中と繋がるための手段の大部分は、パーソナルな小さな機械端末が占めるようになってきています。現在、この社会に顕在化する現象が示すように、テクノロジーの進歩はその享受の仕方によって、人間の心を豊かにも矮小にもさせます。
一方、芸術は極小のサイズであっても、鑑賞者が自らそこへ身を投じることによって、深遠雄大な宇宙を垣間見ることができ、それはスマートフォンが供給する 虚実ないまぜとなった膨大な情報や娯楽、交信システムとは質の異なる、リアルな生の体験であり、人間の手による生きた精神(スピリッツ)といえるのではな いでしょうか。
今展では、ベテランから気鋭の注目作家まで、絵画は0号を中心としたごく小さな作品、彫刻も机上に置けるほどの小品を発表していただきます。両拳に納まるようなマイクロ・ワークに秘められた絶大なパワーをお楽しみください。
-広田稔出品作品-
《Dance Lesson》0F/キャンバスに油彩